解体工事で現場見積もり・現地調査するメリットは?確認項目チェックポイント
解体工事で現場見積もり・現地調査するメリットは?確認項目チェックポイント
解体工事を業者に依頼する際、解体する前に実施される現地調査に立ち会うことが大切です。現地調査に立ち会うとトラブル予防になり、安心して任せることができます。
今回は、解体工事で現場見積もり、現地調査するメリット、現場での確認項目について解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
解体工事の現地調査とは?
解体工事を施工業者に依頼する際、解体をスムーズに進めるために「現地調査」が行われます。
業者は実際に目で確認してから解体工事費用を計算し、正確な見積りを出します。
調査項目
- 周辺の道路状況、工事車両の進入路
- 敷地の立地条件
- 解体する建物の床面積や構造
- 建物の付帯物の状況
※上記の項目からさらに細かく分けられます。
「現地調査」は基本的に無料で実施され、正確な見積もりを出してもらった後は、複数の業者を比較しやすくなります。現地調査は必ず依頼して、現場に立ち会うことをおすすめします。
解体工事の現地調査に立ち会うメリット
解体工事で後々のトラブルを防ぐために、現地調査には立ち会い、解体範囲を明確にしておくことが大切です。解体範囲の認識のズレがないように情報を共有することが大事です。
解体工事の現地調査に立ち会うことで、解体業者の対応や印象が分かり、直接相談がしやすいのもメリット。解体工事の前に信頼関係が生まれるので、信頼しやすくなるというメリットがあります。
現場見積もり・現地調査の流れ
次に、解体の現地調査の流れをみていきましょう。
施工業者と一緒に「道路・敷地・建物・付帯物」を確認します。
- 施工業者に見積り依頼する
- 事前打ち合わせ・現地調査をする
- 正確な見積もりが出される
- 各社の見積りを比較して検討する
- 最適な業者を選び、契約する
- 各種手続き
- 解体工事前に必要な届出(業者が代行する)
まずは施工業者と日程を合わせた後、現地調査を行います。所要時間は木造2階建て30坪の場合は約30分です。解体する敷地・建物の図面、資料があれば用意しておきましょう。
現場での確認項目・チェックポイント
現地調査のチェックポイントは、以下になります。
解体する建物の確認
- 建物の構造と述べ床面積
- 屋根材・外壁材とアスベストの有無
- 電気の引き込み、ガス、水道の栓
- 下水道または浄化槽なのか
解体する付帯物の確認
- ベランダ
- ウッドデッキ
- 浄化槽
- 発電システム
隣地との境界や確認
- 隣地との境界線と外構塀の所有者
敷地内のトラックを止めるスペースの確認
- 産廃運搬のトラックの配置
庭の確認
- ブロック塀・フェンス・土間
- カーポート・物置
- 庭木
残置物の有無
- 残置物を解体業者で処分する場合
立ち合いなしで調査依頼すると、防犯上のトラブルのリスクもあるので注意しましょう。
まとめ
トラブルや予想外の追加料金を回避するためにも現地調査は必ず立ち会うようにして、信頼できる業者に依頼することが大切です。