遺産相続後の建物付き土地を解体して土地有効活用
遺産相続後の建物付き土地を解体して土地有効活用
これまで様々な案件の解体工事のお見積もり・ご依頼をいただきましたが、近年、急速に増えているのが遺産相続後の建物の解体工事依頼です。
高齢者が増え、亡くなられた後の土地・建物の遺産を子・孫などに相続することとなり、遺産相続を受けた相続人がその土地を有効活用するにはどうすれば良いかという問題があります。
■空き家活用・不動産の有効活用
特に、相続した子や孫が遺産のある土地・建物とは離れた場所に暮らしており、住まいとして利用しない場合が挙げられます。
その際、相続した不動産を売却してしまうか、土地を有効活用するか様々な選択に迫られますが、まず相続した建物付き土地を解体することが多いです。
相続不動産の活用の例
- 古家を取り壊して、新築に建て替えをする
- 建物付き土地のまま、不動産会社へ売却の相談をする
- 建物を解体し、更地の土地として不動産会社へ売却の相談をする
- 解体後の敷地を駐車場にしたり、収益マンションを建てて不動産運用をする
※駐車場にする場合は、解体業者へ駐車場舗装工事まで依頼する場合もあります。
新築に建て替えをする場合は分離発注がお得
既にご存知の方も多いですが、建物を建てる建築メーカーに解体工事を含めて一括で依頼するより、解体工事と建築工事を分けて依頼する、いわゆる分離発注を行う方が安く施工できます。
分離発注のメリットについて、以下をご覧ください。
不動産会社を通して売却する場合はご相談を
建物の状態によって、そのまま買い手を探す場合よりも建物を取り壊して更地の土地として販売したほうが良い場合があります。
不動産の状態によって、見解が分かれますので、詳しくは信頼できる不動産会社へご相談ください。
駐車場にしたり、取り壊しが決まっている場合は解体業者へ依頼
建物を解体して、駐車場にするなど土地を有効活用したり、これからの運用を考えて、まずは建物を取り壊すことが決定している場合は、解体工事業者へご依頼ください。
良い解体業者を選ぶには、どのように選ぶべきかしっかりとした選択基準をもって、費用比較を行う必要があります。
解体業者の選び方については、以下をご覧ください。
相続した不動産・土地を有効活用しませんか?
相続した不動産をどのように有効活用するべきか、解体工事をするかどうかという選択以外にも様々な問題がたくさん出てきます。
土地がある場所・環境・形状など、いろいろな条件を考慮して考える必要がありますが、どの土地活用が一番適しているかを考えて、弁護士・司法書士・不動産会社・解体工事業者など各専門家にも相談して決定してください。